独断で気になる話題を斬る!
2014年7月3日 作成

◆ 歯が溶ける果物があります
朝食はフルーツだけを食べている人もいるでしょう。
果物は、体の健康のために積極的に食べる必要があるんですが、ただ、同じ果物ばかりを食べ過ぎると、歯に問題を起こしてしまうこともあります。

歯は、人間の体の中で一番かたいとされている、エナメル質が含まれています。
そのエナメル質には、ある刺激を受けたときに溶けてしまうことがあって、溶けてしまったものは二度と元に戻ることはないんです。
その、エナメル質を溶かしてしまう原因はいくつか考えられ、かたい物を食べ過ぎたときや歯ぎしりをしている場合、また間をあけず、いつでも食べている人、そして酸性度が高い食べ物をよく食べている場合があります。

この中で、酸性度の高い食べ物についての場合を解説します。
すっぱいものを食べたとき、唾液がたくさん出ます。
ただ、長い時間食べ物が口の中にあったときには、中和をする役割がある唾液が間に合わず、結果的に酸が増えていきます。
特に問題になるのが、みかんやグレープフルーツ、レモンなどのかんきつ類や酢、甘い炭酸飲料などをずっと食べたり飲んだりすると、エナメル質が酸性に傾いていって、だんだんと溶けていってしまうのです。

では、これを防ぐために何をすればいいのでしょうか?
まず、酸性の食べ物を多く選ばないことです。そして、食べるときに良く噛んで、長い時間食べ続けることもやめます。それから、酸性度が高い食べ物を食べた後には、お茶や水などで口をすすぎましょう。

虫歯はないから平気、と思っていても、食べ物によって歯が溶けてしまうこともあるんですね。爪水虫も治しておきたい

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